中国語検定の資格

中国語検定 民間資格
日本中国語検定協会 中国語検定 中国語検定は、1981年より日本中国語検定協会が実施する中国語の技能を判定する試験です。1級から準4級の6段階のレベルに分かれ、中国語の「読む」「聞く」「話す」「書く」「訳す」という5技能の能力が問われる試験です。中国語の巨大市場である中国に進出する企業や中国への留学数が増加する中で、中国語検定の社会的な評価も高まっています。
人気度ランク4 難易度ランク3 専門性ランク3 稼げる資格ランク3
年間受験者数 29,935人 *註1 所要勉強時間
(目安)
 -
年間合格者数 15,212人 *註1 資格登録者総数  -
合格率 50.8% *註1 平均年収
(目安)
 -
*註1)2018年度実績

こんな方にオススメの資格

  • 中国関連企業、中国関連部署でお仕事をされている・お仕事を希望する方
  • 中国への留学を目指している方

「中国語検定」資格に関する需要

2018年の世界人口74億人のうち、中国の人口は14億人におよび、世界の5.5人に1人が中国人という巨大市場です。急速な経済発展により、GDPも2010年に日本を抜いて世界第2位になっています。

中国進出する日本企業も増加し、中国への留学数も米国に次いで2位になる一方、中国からの訪日外国人も838万人(2018年・前年比13.9%増)にアップしています。

中国の経済規模や国際社会での役割などを考慮すると、中国語を話せる方に対する需要は今後更に高まりそうです。

 

 

数字で見る中国語検定

中国語検定テストの直近3ヶ年受験者数・合格率
  2016年度2017年度2018年度対前年比
1級受験者数325264284+7.6%
合格者数151212+80.0%
合格率4.6%4.5%4.2%
準1級受験者数1,6571,4661,344-8.3%
合格者数321237233-1.7%
合格率19.4%16.2%17.3%
2級受験者数5,3844,6954,463-4.9%
合格者数1,3031,3551,360+0.4%
合格率24.2%28.9%30.5%
Total受験者数33,06131,43129,935 -4.8%
合格者数14,30414,94615,212+1.8%
合格率43.3%47.6%50.8%

 

資格取得のポイント

中国語能力を測定する試験として、日本では中国語試験HSKと中国語検定が有名ですが、中国語検定は読解力・聴解力・翻訳力を合わせた総合力を問われるのが特徴です。

中国語検定の認定基準は以下のように示されています。
【1級】高度な読解力・表現力を有し、複雑な中国語及び日本語(講演・会議会談など)の翻訳・通訳ができる
【準1級】社会生活lこ必要な中国語を基本的に習得し、通常の文章の中国語訳、日本語訳、簡単芯通訳ができる
【2級】複文を含むやや高度な中国語の文章を読み、日常的な会話が行える
【3級】基本的な文章を読み、書くことができる。簡単な日常会話ができる
【4級】平易な中国語を聞き、話すことができる
【準4級】学習を進めていく上での基礎的知識を身につけている

【参考】中検とHSKの目安
中検とHSKの目安
出所:日本中国語検定協会サイト

「中国語検定テスト」概要

受験資格特になし
申込期間【1級】9月中旬~10月下旬
【準1級・2級・3級・4級・準4級】
①1月中旬~2月下旬
②4月中旬~5月下旬
③9月中旬~10月下旬
試験実施日【1級】年1回(1次:11月第4日曜日、2次:翌年1月)
【準1級】年3回(①1次:3月第4日曜日・2次:4月、②1次:6月第4日曜日・2次:7月、③1次:11月第4日曜日・2次:12月)
【2級・3級・4級・準4級】年3回(①3月第4日曜日、②6月第4日曜日、③11月第4日曜日)
試験内容【1級】
■一次試験
時事用語を含む難度の高い中国語の日本語訳、日本語の中国語訳、熟語・慣用句などを含む総合問題 ほか
■二次試験
中国人との会話および通訳

【準1級】
■一次試験
時事用語を含むやや難度の高い中国語の日本語訳と、日本語の中国語訳、中国語の聴き取り書き取り
■二次試験
面接試験

【2級】
単語・慣用語熟語の日本語訳と中国語訳、100-300字程度の文章の日本語訳と中国語訳、中国語の聴き取り ほか

【3級】
常用語1,000~2000を利用した複文を含めた中国語の日本語訳、日本語の中国語訳、中国語の聴き取り ほか

【4級】
中国語表音ローマ字または中国語の漢字による表記替え、常用語500~1,000を利用した中国語単文の日本語訳 ほか

【準4級】
基礎単語約500語、単文の基本文型、簡単な日常挨拶語約50~80語について筆記と聴き取り ほか

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